たった1度の人生だ!

糖尿病のこと

初めまして

糖尿病柔術家です。

2020年1月に1型糖尿病との付き合いが始まった30代男である。

糖尿病にかかり「人生をもっともっと楽しもう!」と思い、このブログを開設することにした。

糖尿病との付き合い方や血糖コントロールのための食事や運動など、同じ糖尿病を患う人の参考になることを第一に書こうかと。

それから、大好きなブラジリアン柔術、自転車、釣りや飼い猫のことなど、日々の出来事も。

糖尿病の始まり

私の糖尿病について、これまでの経過を簡単に。

2020年1月、ある土曜日の午前中、体の調子が悪いので病院に行こうと準備をしたものの、そのまま動けなくなって、近くの総合病院へ救急車でGO。

救急外来であれやこれやと検査をし、あと一歩で昏睡状態というところで命を取り留める。

この日の午後以降の記憶はほとんどない。夕方、母親が隣県から駆けつけてくれて、医師に違う検査をしてくれと頼んだところ、血糖値の異常がわかったんだとか。

心拍数は『5』まで下がっていたと母親から聞きました。もし母親が着くのがあと五分でも遅かったら。。。

この世に自分はいなかったかもしれない。妻、子供、両親と今生の別れとなったかもしれないと考えると恐ろしい一日であった。

日付が変わったころ、目が覚める。集中治療室でいっぱい点滴の管を挿されて、ふかふかのベッドの上で寝ていた。

とにかく喉が渇いたので、看護師さんに水を飲みたいというと、「絶飲食で飲めないし食べれない」と。。。

仕方がないのでうがいでがまん。ここで自分の体が全く動かないことに気づく。点滴のせいではなく、糖尿病のせいで筋肉が落ちきっていて、手の上げ下げをするのがやっとこさ。

思い返せば、私の体重は2019年12月ころから食べても食べてもどんどん減っていた。最大で80kgあった体重が59.8kgまで減った。ぽっちゃり体系から試合前のボクサーのようにガリガリになっていた。

明らかにおかしかったけれど、試合のために減量もしていたし、やせたことがうれしかったのであまり気にしていなかった。

でも他にも、糖尿病と思われる症状はいくつかあった。

1.とにかく喉が渇く

2.全身の肌がカサカサ

3.疲れやすく、疲れが全く取れない

4.味覚音痴になった

5.性欲が全くわかない

6.風邪をこじらせた咽頭炎が治らず、蓄膿症、逆流性食道炎が併発。内科や耳鼻科にかかるも症状が改善されず。

以上のような症状が、私の体に出ていた異常。だじゃれじゃないよ…

そして、約10日間の入院治療。

最初の4日間は集中治療室で二時間ごとの血糖測定。栄養は点滴のみ。排泄はカテーテル。

入院3日目に胃カメラで内蔵の検査。その結果内蔵に異常はなく、食事も再開。

入院4日目の午後に一般病棟へ。

入院5日目、カテーテルと点滴終了。カテーテル抜くのはとてつもなく痛い。もう絶対カテーテルは嫌だ…そして点滴終了とともに、インスリンの自己注射が開始。

入院6日目以降、血糖測定とインスリン注射を自分でできるように看護師と練習。

入院9日目、血糖値がかなり下がってきて、1型糖尿病であることがわかりました。日常生活に大きな支障はなさそうとの判断で退院の許可が出たのもこの日。

入院から10日目の午前中に退院。退院は素直にうれしかった。なにせ病院は退屈だっかたら。でも、インスリン注射を自分で打たなければならないという生活がとてつもなく不安でもあった。

そんな不安をよそに、病院からの帰り道、自分よりも退院をとても喜んでいた妻と喫茶店でケーキを食べる。短いがとてつもなく幸せな時間。

もちろん、その後の血糖値はスパイク!

ちなみに入院中1日の食事は22単位(約1700kcal)でした。中学時代から柔道をしていて、運動大好きな私にそんな食事では足りないわけ。だから、こっそり売店で買ったサラダやスモークチキンを毎食食べていたのはいい思い出だ。

退院後は、母親が週に4日ほど来てくれて、子供の面倒を見てくれている。ほんとうにありがたい。

妻も有休をとりつつ、家事をしてくれ、ほんとうにありがたい。

今年度は、自分が育児休業中なので、家事は私の仕事ですが、家族のおかげで自分の身の回りのことや病気だけに向き合える環境になっている。感謝してもしきれない。

体の調子が戻り、糖尿病との付き合いになれればウンと家事をせねばならない(笑)

糖尿病とは

まず、私の糖尿病は1型糖尿病。

これは生活習慣が主な原因である2型糖尿病と異なり、インスリン注射が必須。1型糖尿病の発症原因は、はっきりとはわかっておらず、ストレスや風邪など、ちょっとしたことが原因で、膵臓からインスリンが分泌されなくなる病気だそうな。

2型の場合は、生活習慣の改善等によってインスリン注射が不要になったり、人によっては必要ないと聞く。

いずれにしても血糖コントロールのための食事管理、運動は必須である。

これから

以上、いろいろと思うままに糖尿病の始まりを書いてみた。

今後は、糖尿病との付き合い方(血糖コントロール、血糖値測定、インスリン注射、食事)について、自分の実践を書いていけたらと。。。

同じ糖尿病を患っている人と少しでも『思い』を共有できるようになれば。

では、次の投稿まで。

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