さて、コロナ騒動で学校の休講が5月末まで延長される自治体が増えてきた。我が家も就学前の子供が二人いるが、どうなるのか気になるところ。上の子は来年1年生になる予定なんだが…
この際、4月はじまりの日本独特のカリキュラムはやめて、9月はじまりのスタイルに構造改革しちゃえばいいのだ。
今日は前回書いたフロントシングルの続き。前回記事は下からどうぞ。
11速全盛の時代になぜ8速フロントシングルか
僕がフェルトF95をバラ完させるときに重視したのはコスト。だってお金は大事だから。。。それから、初めて組むロードに、105とかアルテグラとか10速や11速のバイクは使いこなせるか「???」だった。
それにルノ子を無理やり8速化して、街乗りなら8速もあれば十分だと実感してた。それなりの坂はエンジン(人)次第で上がれるし、下りは何速あっても関係ないし。
中途半端に訳も分からず11速で組むくらいなら、そのうち登場する12速ダウングレード狙いが得な気もして8速に決めた。やっぱりマウンテン用スラム12速フロントシングルが気になるな(笑)
8速フロントシングルのコストはいかに
僕が組んだ8速フロントシングルのコストを再計算。
ざっくりフレーム以外のコンポや用品で3万円ほどはパーツを購入した。と、思う。が真実はいかに…
アマゾンの発注履歴から、たまには緻密に計算、比較してみる。
見やすいようにエクセルで表を作ってみた。
クラリス | 105 | アルテグラ | オリジナル | |
リアディレイラー | ¥2,800 | |||
ブレーキ前後 | ¥4,180 | |||
チェーン | ¥854 | |||
クランク | ¥14,290 | |||
STIレバー | ¥6,980 | |||
チェーンリング | ¥2,295 | |||
スプロケット | ¥1,794 | |||
コンポセット | ¥39,014 | ¥59,800 | ¥91,018 | |
BB BBR60 | ¥2,109 | ¥2,109 | ¥2,109 | |
合計 | ¥41,123 | ¥61,909 | ¥93,127 | ¥33,193 |
一番右のオリジナルが僕の組んだミックスチャンポンコンポの価格。BBはZEEのクランクセットに付属しているのでいりません。ディレイラーはクラリスGS。チェーンは格安HG40の8速用。クランクはZEE。STIレバーは旧型のクラリス。チェーンリングはこちらも激安中華性ナローワイド。スプロケットはHGの11-28tという盤石のコスパ重視チャンポンミックスだ。物好きの方は参考に。へへへ。
左3つはよくあるグレードの比較。単純にコンポ一式とBBのセットで比較。BBはBBR60で統一しときます。BBはデュラエースまでいかないとそんなに価格差がないし、比較するのはナンセンスか。
うーん。こうやってきっちり比較すると価格差がものごっついことになっている。
アルテグラのセットだけで、その辺のエントリークラスのロードが買えてまうやないか。。。もちろんレバーやらブレーキやら下位グレードとは制度も仕組みも違います。値段が上がれば上がるほど、制度も高くなるし、塗装の質も違って見える。
となると、エントリークラス+αで105が人気なのは必然だ。巷にあふれる「とりあへず105」は間違いではない。11速だし、ブレーキキャリパーもなんだかカッチョイイし、ブレーキシューもカートリッジ式だし。都合のいいミドルグレードだと思う。シマノのリールで言うなら、アンタレスではなくメタニウム的な感じか。
でも、僕のチャンポンコンポの倍額だ。ははは。
ちなみに僕のミックスチャンポンとクラリスコンポの差額の正体はフロントディレイラーとチェーンのグレード、STIレバーの新旧の価格差だ。僕にとってはフロントディレイラーは無用の長物。いいグレードのチェーンもいらない。新型STIもあんまり好きじゃないし。
自分でいじれる人は自分のベストミックスコンポを見つけるのが得だ。昔のオムニバスCDのように。ははは。無理な人は自転車屋でコンポ丸ごと組んでもらいましょう。それが安心安全だ。
ミックスチャンポン各部おさらい
マウンテンバイク用無骨で筋肉質なデザインがお気に入り。そもそもロードに組んでる人なんていないか。ははは。
チェーンは我が家の定番HG40・6-8速用。アマゾンで854円也。ちなみに10速、11速となるとチェーンの値段も倍々ゲームで上がります。11速用HG901は4500円だ~。。。高すぎ。
中古市場でもコスパ抜群のクラリスのブレーキ。僕はメルカリで2000円で前後ゲット。見た目も今風だし、これで十分だ。ただし、ブレーキシューはカートリッジ式に変えましょう。効きもメンテナンス性も向上確実だ。
僕は現行のSTIより旧型派。アップもダウンも同じ操作は頭がこんがらがりそうだ。旧型式の親指ボタンが直感的に操作できるのさ。それに約半額でたたき売られているし。予備も買っとくか。いやいや今度組むならスラムで組むか。ははは。
リアディレイラーについては、特にいうことなし。単純に対応するチェーンの太さと変速の動き幅が違うだけだし。
スプロケットも最安品を選定。HG11-28tでコスパ最高だ。肉抜きされたソラ用カセットもあるけれど、数グラムの軽量化するぐらいなら、鍛えてエンジンの排気量アップを狙うのがいい。
1ヶ月間、このミックスチャンポンで400kmほど走ったけど変速やら操作性にまったく不満はない。町中をブラブラぽたぽたするなら十分だ。レースに出るなら考え物か。いやあえてこれでレースに出るのもオモロイか。
というわけで、上のグレード、コンポとの差をどうとらえるのか。クラリスを基準に1万円コストカットで挑むのか、巷にあふれる「とりあへず105」で行くのか。
信じるか信じないかはあなた次第…か…
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