世の中、複雑怪奇なものが意外と多い。それを目の当たりにさせてくれたのが、減収世帯30万円給付制度。正式名称はしりません。。
これが、調べてみると超絶ややこしい。???の世界だ。なぞなぞかなぞかけか?答えのないクイズですか?と、いう具合だ。
結局のところ、国民一人に10万円給付に変わったことはみなさんご存じの通り。
この政治経済的状況からわかることはシンプルは世界を救う。ということか。ややこしい摩訶不思議な誰が得するかわからない制度や物は誰も使わない、売れない、いらない。バルスだ。
フロントディレイラーはトラブルメイカーだ
この政治経済的状況と同じなのがフロントトリプルやフロントダブルだ。走っていてガッチャんとチェーンが落ちるのフロント。軽く漕ごうと思ってもたすき掛けはNGだ。チェーンラインがウンタラカンタラでカラカラいいまっせ。。。おまけに調整も結構めんどくさい。リアディレイラーの調整が百倍ラクダ。
トラブルの諸悪の根源は大体フロントディレイラーだ。昔々乗っていたマウンテンバイクもよくフロントからおかしくなっていたもんだ。
エントリークラスのバイクたちの売り文句は3×8で24速やら2×9で18速です。ルノ子を買った時も「ジャイアントなら3×8速で24速ですよ」「これはフロントに2枚歯があるので坂道も楽ですよ」て進められた。
いまだから言える。それは「違う」と。ま、好みもあるのでフロント二枚が好きな人もいることでしょう。
バラ完ロードは最初からフロントシングル
なんちゃってクロスバイクのルノ子で自転車の仕組みを知ったので、最初からロードを組むならフロントシングルと決めていた。
僕の性格上、めんどくさいことは嫌いだし、目指せミニマリストだから。
で、ロード用のフロントシングルクランクを探してみるもない。スラムとかスラムとかスラムならあったかもしれない。めんどくさがりな私は国産一択シマノで組む。となると、マウンテンバイク用を流用するか、ロード用のクランクを分解してシングル化するかの二択だ。
僕は前者で組んでみた。シマノの特殊な4アームは選択肢がなさそうで。
マウンテンバイク用ならBCD104という普通のクランクだ。SLX、セイント、ZEE…
選んだのはZEE。
ZEEを選んだ理由
ZEEを選んだ理由。それはデザインとコスパ。
がっちり筋肉質なデザインとマットな質感がロード用にはない。人と違うのが好きな僕は見た瞬間これに決めた。SLXとかセイントとかネットでイメージみて終了した。
そして、ZEEのクランクにはチェーンリングとBBがセットでついている。これも選んだ大きな理由だ。BBもいろいろありすぎて、何がいいのかわからないからセット販売が頭を使わなくて済む。
ちなみに、チェーンリングはナローワイドではありません、使い方を選びます。僕は即効取っ払って、激安ナローワイドに交換した。ここでBCD104が生きてくる。シマノの変形4アームでは激安ナローワイドは皆無だ。普通のBCD104なら選択肢はワンサカワンサカだ。
フロントシングルの必須アイテムナローワイド
フロントシングル化のお供として必須なのは、ナローワイドチェーンリング。桃太郎ときび団子レベルのお供。ないと絶対ダメ。
ナロー(薄歯)とワイド(厚歯)が交互に並んだリング。このナローとワイドにうまくチェーンのインナーとアウターがかみ合って、ちょっとやそっとの衝撃ではチェーン落ちしない。もともとはマウンテンバイクから生まれた技術だと思う。スラムがフロントシングルになってから有名になったのでは?RACEFACEやWOLFTOOTHが有名どころ。
そんなメジャーなナローワイドを買う資金は我が家にないので、チャイナで我慢。というか、十分だ。
我が家のルノ子のF95もフロントシングルでナローワイドだ。ガシガシ走ってもチェーン落ちなんてしたことない。
付属のBBはデオーレ
ZEEについてくるBBはSM-BB52というやつ。シマノのページを見るとデオーレのBBだ。マウンテンバイク用らしい。値段的にはティアグラのBBであるBB-RS500と同じくらい。どっちも見た目はほぼ同じ。使う工具も同じ。ロード用とマウンテンバイク用は何が違うのか。いまいちわからん。
使い始めて1ヶ月。特に故障も何の不満もなく乗れている。ロード用とかマウンテン用で違いがわかるのはデュラエースレベルからか?庶民には関係ないか。ははは。ま、お手軽ホローテックⅡということで。夏のボーナスあたりでデュラエースBB買ってみるか?
変速に不満なし
フロントシングル化したら気になるのが坂道性能だ。平たん路ではフロントに2枚あろうが3枚あろうが、そんなにガチャガチャギアチェンジすることはないと思う。が、坂道になればそうはいかない。インナーに落としてたすき掛けしないように気にしながら坂道を上がっていくのだ。
最近よく坂道コースを走っているが、8速クラリスで最大ローに入れれば大体の坂はいける。暗峠レベルは知りません。ま、あそこまで行くとロードの域を超えてると思うけど。。。
選択肢は少ない方がいい
ということで、フロントはシングル、リアは8速というニッチなバイクになった。多段化が進む現代のロードバイクシーンで、あえてギアの選択肢を減らして頭を使わず走っている。左手はブレーキオンリーだ。
動きながら、考えなければならないスポーツシーンではその時々の選択肢が少ない方が直感的に動けて早い。絶対に。柔術も柔道もロードバイクもおんなじだ。得意技が2つくらいと、それにつなげる動きが3パターンくらいあれば、事足りる。レアンドロ・ロならトレアンド。ムリーロ・サンタナなら担ぎパス。大野将平なら内股。角田夏実なら腕十字だ。ロードバイクなら8速フロントシングルだ。給付するならみんな10万円。これが僕の導き出した答えだ。
政治もスポーツもシンプルイズベストなのだ。
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