先月、ついにブラジリアン柔術黒帯に昇格した。
茶帯は2年半巻いた。思ってたより早く黒帯を巻かれた。年齢も考慮してくれたのだと思う。実力だけなら自分より強い紫帯や茶帯の人が道場にはたくさんいる。
当たり前だが、黒帯になったからいきなり強くなる訳では無い。黒帯にふさわしい実力を身につけるスタートを切っただけだ。
柔術の黒帯は連盟の昇段審査で決まるわけではない。先生が認めた生徒に黒帯を巻く。試験はない。だから、自分の先生、その先生の先生…とたどっていけば、どこかでカーロス・グレイシーと前田光世にたどりつく。
暇つぶしにたどってみた。
私の先生はバトレ・キハラ先生。バトレ先生の先生はヨースキ・ストー先生。ここまでは、すぐに分かった。
ヨースキ先生に黒帯を授与した人が、なかなか見つからなかった。が、ネットの記事を遡っていくと、ヨースキ先生は谷柔術出身らしいとわかる。おそらくヨースキ席の先生はタニ・タカオ先生。
じゃあタニ先生に黒帯を授与したのは誰か。またもやつまずく。
英語やポルトガル語のサイトをウロウロしたら、どうもヴィニシウス・ドラクリーノ・マガリャエス先生がタニ先生に黒帯を授与したらしいと判明。
ヴィニシウス先生はおそらくカーロス・グレイシーJrに黒帯を授与されている。
カーロス・グレイシーJrはカーロス・グレイシーの息子。
つながった♪
自分の黒帯はバトレ先生、ヨースキストー先生、タニ先生、ヴィニシウス・マガリャエス先生、そしてマスター・カーロス・グレイシーJr、マスター・カーロス・グレイシー、最後に前田光世とつながる。
家系図をたどるようで、なんとも感慨深いものがある。
読書もいいが、ネットの情報をたどって、自分につながるものを探すのも面白いと思った。
つながりを考えると黒帯の価値は重い。
いつの日がカーロス・グレイシーJrにもお会いしてみたい。
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