柔術着コレクション⑥ ATAMA MUNDIAL

ブラジリアン柔術

緊急事態宣言解除。変わったことといえば、ロードバイク乗りのマナーに従い、すね毛をつるんつるんにしたくらいである。

そんなに書くことないので、柔術着の紹介でも。

やっぱり柔術って競技人口や興味がある人が少ないと思う。なかなか道着の情報もネットで得られないし。現物を見ようと思ったら、イサミかブルテリアあたりに行くしかないのが現状だ。

こんなご時世だし、練習を徐々に再開しているアカデミーもあるけれど、糖尿病の自分はまだ安心して練習できないから休会中だ。

やっぱりATAMAが好きだ

本日ご紹介するのはまたもやATAMAのギ。

海外では柔道着や柔術着のことをKIMONO(キモノ)とかGI(ギ)て言う。最初聞いたときはびっくりぽんで。。。

そんなわけでブラジルのギといえば、今も昔もATAMAだ。僕にとっては。

ATAMA MUNDIAL モデル白

ATAMAのMUNDIAL(ムンジアル)てギだ。ムンジアルとはポルトガル語で世界選手権の意。きっとムンジアルの記念に販売されたのだろうけど、結構な枚数が流通している気がする。イサミでは今でも売ってるし。おそらくATAMAの定番商品なんだろう。

定番なだけあって、軽量かつ丈夫。ま、ATAMAのギはどれも丈夫だけどね。

軽くて丈夫な秘密はリップストップとポリ混合だ

このギ、襟とズボンがリップストップていう織り方で縫製されている。

襟のヨコシマが秘密のリップストップ

襟の部分にうっすら見えるヨコシマがリップストップだ。まあ、正方形に繊維を補強していって破れてきてもズルズル破れにくいということだと思う。確かに、ほつれてきてもなかなか穴は大きくならない。

同じく、リップストップ生地のズボン。うっすら正方形が見えるでしょ?

ひざ下の赤いATAMAのロゴがおされである。

素材は綿70%、ポリエステル30%の混合タイプだ。ゆえに軽い。乾きやすい。

綿100%が好きだ!

僕はこの綿とポリエステルの混合は好きではない。どちらかと言えば嫌いだ。なぜならごわごわしてカサカサするから。

ある程度汗をかくと肌に馴染んできて、着心地もいいのだけれど、練習の最初はカサカサが気になって気持ち悪い。

特に襟のところがね。

意外にゴワゴワする襟まわり

やっぱり道着は綿100%に限る。ポリエステル混合のが渇くのは早いが。。。

このままではIBJJFではNGだぁ

さてこのギ、ポリエステル混合の生地以外にもダメなところがある。

IBJJF管轄下の大会では使えないのだ。致命的だ。。。ははは。。。

何がダメかというとコレ↓

襟裏のATAMAのイケてるタグ

このイケてるタグがルールに違反するのだそうで。

以前、IBJJFの日本連盟であるJBJJFの大会の道着チェックでNGといわれて、着替えたことがある。

こんな小さなタグが付いてたところで勝敗に関係ないと思うんだけど。

ちなみに取れば試合OKでござる。

まぁ練習では関係ないので、取るのもめんどくさいから永遠の練習着になった。軽量だし試合にはもってこいだったのに。

上下で1.5kgくらいなのでそこそこ着心地も軽い。

サイズはA2。袖口から袖口まで約155㎝でズボンは90㎝くらいだと思う。170㎝、75㎏。ライト級でもミドル級でもイケちゃう僕の体系にぴったりだ。もはや自分のためにATAMAが作ってくれたのではないかと思うくらいサイズはジャストだ。ははは。

大会が再開したらぜひスポンサードを望む(笑)絶対ないだろうけど。。

裾テープがカッコいい

試合NG。ポリエステル混合。

これらの気に入らないポイントを帳消しにしてしまうお気に入りポイントがある。

それが裾や袖うらの飾りテープだ。

ズボンのすそ
上着の袖口とすその飾り

なんか常に古典的なデザインが多かったATAMAのギがちょっとモダンになった。お気に入りポイントだ♪

どちらかというと柔道着チックな真面目なギがATAMAは今も昔も多い。そんなATAMAのこじゃれた進化がみられるギだと思う。

今の流行りはHYPERFLYとかMOYAとかSHOYOROLLとか悲しいかなアメリカ系だ。ムンジアルの開催地がアメリカに移行してギのブランドもアメリカ系がかなり増えた。

ブラジルの道着はどこ行ったぁ?僕はブラジルのブランドが好きなんだな♪

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