右前左後右後左前どっちが正解か。どっちもだ!

ロードバイク

世の中には、どっちでもいい事って結構ある。法律上決まっていることは仕方ないけど。

そう、自転車のブレーキケーブルの配線だ。結果から言うと、どうつないでもオッケーだ。ただし、きっちり止まれれば。

外装ケーブルはごちゃつく

一般的なママチャリやシティサイクルのブレーキやシフトケーブル類は外装式だ。内装式なのはちょっとお高いスポーツバイクたち。

で、自分でメンテナンスをするとブレーキケーブルは左右のレバーを前後どっちにつなぐのかわからなくなる。。

僕のバイクの場合、シフトケーブルが1本、ブレーキケーブルが2本の計3本。カラフルなケーブル類はオシャレに貢献しますが、外見上のごちゃつき度も増加する。フロントディレイラーがあればもう1本ケーブル追加でハンドル付近はさらにわちゃわちゃする。

メドゥーサみたいだ。

バーテープを巻くロードバイクなら、見た目はいくらかすっきり系だ。

それにしても、バーテープの巻き方が適当するぎる。。性格ですな。

ブレーキの引き心地検証

見た目のすっきり観と引き心地の改善を目指して、ブレーキの左右を前後どちらのブレーキにつなぐか検証してみた。

結果はどっちでもいいや。と思った。厳密にいうとクロスバイクみたいなフラットバーなら右レバーで前ブレーキ、左レバーで後ろブレーキのJISスタイルがブレーキングしやすかった。

逆にロードバイクのSTIレバーなら、右レバーで後ろブレーキ、左レバーで前ブレーキが引きやすかった。というかコントロールしやすく安心だった。

ロードバイクは利き手がコントロールしやすい

前述の通り、ロードバイクは右手で後ろブレーキが僕はよかった。

やっぱり、右利きには右ブレーキが扱いやすい。

ケーブルをつなぎなおして、バーテープもきれいにまき直し。ついでにステムもDEDAの白いのに交換。長さも変わり、ブレーキタッチも変わり、運転中の安心感が増した。見た目も若干すっきり。

100kmほど走ってみた感想は、「右手で後ろブレーキがいい。」だ。

右利きの僕の感覚としては、右手で後ろのブレーキをコントロールした方が、運転中のスピードコントロールや不意のブレーキングもしやすくていい。

特に不意のブレーキング時に差が出る。

車道をそれなりのスピードで走るロードバイクの場合、とっさにブレーキングしてもガツンとは止まれない。車と一緒だ。ある程度、制動距離が必要だから。前後のブレーキをうまく効かせて制動距離を短くしたい。

自分の場合、咄嗟に右ブレーキを引いてしまうので、前ブレーキをガツンと効かせると回ってすっ飛ぶ。かといって左手でガツンとブレーキングしにくい。だから、右手で後ろブレーキがイイ。

街乗りクロスバイクはどっちでもいいかも…

クロスバイク、ルノ子もつなぎなおして実験。

結論は、「どっちでもいい。」だ。

街乗りブラブラ系のクロスバイクなら、そこまでスピードも出さないし不意のブレーキングにしてもある程度反応する時間がある。だから左右どちらのレバーを前後どちらにつないでもあんまり関係ないように感じた。

細かく気にする人は利き手で後ろブレーキが安全かな。咄嗟に力を入れるとそれなりに力が入るし、クロスバイクのVブレーキはガツンとしっかり効くので簡単にロックできるからだ。

僕は、ロードバイクと合わせて、クロスバイクも右手で後ろブレーキにつなぎ変えたままにしている。ごちゃまぜが一番危険だろうから。

どっちでもいい!!

改めて結論。

左右のレバーを前後どちらのブレーキにつないでもオッケー。

ただし、しっかり止まるようにつなぎましょう。自分と他人の命にかかわります。定期的に交換することも忘れずに。

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